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30代転職

30代転職は転職の最終リミット

30代転職

一般的な新卒入社を考えると、30代はやっと仕事が一人前になり出した頃と思います。

そのまま転職しなければ、職場は『あいつをもっと育てていこう』とワンランク上の教育をしていく頃でしょう。
あるいは『あいつは使えないな』と見切られてしまう頃かもしれません。

転職しても、しなくても、30代というのは人生において、大変重要な岐路である時期です。

 

30代転職│大企業は人生がほぼ決まっている

これからお話しする事は、人によっては先行き不安にさせる内容になるかもしれません。
お話しの対象は日本企業の大企業です。
外資系や、最近新しいベンチャー企業などは該当しないと思います。

 

『THE日本企業』という創立ン十年の一部上場企業で10年秘書兼事務職をやってきて、育児ブランクを数年経た後に一部上場企業ばかり10社(外資系含む)を派遣社員として見てきた私だから断言します。

 

大企業入社をしたのなら、あなたの人生は、あなたが入社した時から決まったようなものです。

 

 

あなたが就職活動をしている時は、大企業と呼ばれる一部上場した企業に就職する事が何よりも希望だったかもしれません。

そしてようやく希望の一部上場企業の内定がもらえ、ご両親も喜び、お友達も喜んでくれて『よっしゃー!』と思ったかもしれません。

でも。大企業で出世できる人はほんの一握りです。

 

私は部長以上~平取締役までの秘書を10年やってきて、一番の出世された方は世界規模の大企業で副社長にまで昇りつめた方を見てきましたので、大企業というのがどういう人材をTOPにおくかを良く理解しているつもりです。

ですので断言します。

あなたが入社した時点で、もうあなたの将来は決まっています。

どこの学校卒なのか。

これだけで、もう入社の時から出世出来る人が決まっているのです。
国立大学・六大卒 これに限ります。

MARCH・日東駒専だとかは、単なる兵隊に過ぎないのです。

 

なぜなら、国立大学・六大学卒の社員ですら、ゴロゴロいるからです。
東大・京大卒なんて、全く珍しい事ではありません。

こういうレベルの人たちだって、部長で終わる人はたっくさんいるのです。

 

だから本当はMARCH・日東駒専卒だってとても立派なのに、頑張りたくても頑張れる場すら、あまり与えられないまま単なる兵隊として退職を迎える事になります。

下手すると、こういう企業のTOP経営者と話せるチャンスすらないかもしれません。

 

30代転職│企業が設けている採用区分

区別されるのは学歴だけではありません。

 

当然、年齢も区別の対象です。
1、2年浪人した程度なら、新卒で入社する事は問題はありません。
しかし、中途採用となると「どなたでもOK」というわけにはいきません。

 

企業側は”人材育成”という事も視野に入れていますから、必ずしも経験をプラスとは考えてはくれないのです。

 

外資系企業なら、転職をしながら自分のキャリアアップをしていくので、前職の経験は自分の強味となります。
企業側も前職の実績で採用を判断し、年俸も決めていくので、過去の自分をすべて見て評価してくれます。

 

でも日本企業はそういう体制ではありません。
そもそも、給与体系や保証問題も外資とは違うので比較する事自体間違えていますが、しっかりと年齢制限を設けて「中途採用」を募集していますので、年齢によっては応募すら出来ないのです。

そのリミットがおおよそ、30代半ばとなります。
30代前半という企業もありますし、30代中旬という企業もあります。

 

同じ30代でも年齢が上がる毎に、採用担当人事の目は厳しくなっていると考えた方が良いです。
公開はしていなくても、前職でどれだけ実績を出してきたか をしっかり見ているのです。

 

30代中旬の人には『若いから育成していこう』という優しい目線はもう持ってもらえないという事です。
実績があるなら採用しますよ・・・という姿勢に過ぎないのです。

募集年齢を1歳でもオーバーしていたら、書類の時点で排除されます。

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30代転職│企業に敷かれたレールで良いのか

30代は結婚して、お子様が生まれている人も多いです。
家族を養っていく立場になっている事も多いのではないでしょうか。

女性なら『これから出産されたら・・・』と考えたら、もっと懸念され採用される率が下がるのではないでしょうか。

 

社会問題になるから公言はしませんし、応募条件にもそんな事まで記載しませんが、どれ程社会が「転職」に前向きになっても、採用する側にしかわからないルールが存在し、それにより区別されているのがリアルなところです。

それが30代リミットということになります。

先程もお話しした通り、あなたの学歴が一流大卒でなければ、会社の兵隊でしかありません。

自分の人生、もっと生き甲斐を持って生きたい!と思うのであれば、本当に大企業という職場はあなたの人生を華やかにするの・・・そこを考えるべきです。

 

もしリミットぎりぎりのあなたが『なんだか生き甲斐がない毎日だな』と思うのであれば、それは考える時期が来たと思って、しっかり腰を据えて考えてみてください。

将来の生活について心配で躊躇してしまうのなら、退職などする前に、一度どんな企業が転職者を受け入れる体制になっているかプロに相談してみると良いと思いますよ

 

その時は、大企業という枠を外して考えてみてくださいね。
大企業である以上は、ここに書いた仕組みはほぼ変わりません。

中小企業だって立派な会社はたくさんあります。
中小企業の方が人生のチャンスを与えてくれる場合もありますよ。

 

大企業から中小企業に行くなんて、プライドが許さない・・・と思ううちは、転職なんて考えない方がいい。
その不要なプライドのために、一生兵隊で過ごすのかどうかは、あなたが決める事ですから。

 

転職(派遣)エージェントを利用する5つのメリット

 

 

 

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