派遣先でトラブルに遭った場合
職場って家族でもない人達と毎日7時間くらい一緒にいなきゃいけない空間です。
時短ワークであっても、4時間くらいは一緒に過ごす人達ですから人間関係って
働く環境で一番大切なことです。
人間関係がうまくいっている職場なら良いのですが、そうでない場合。
ムチャしてガマンする必要はありません。
そんな経験をした時の備えとして少し知識に入れてみてください。
派遣先トラブルはまずは耐えて様子をみる
どんなにツライ事があっても まずは耐えてみましょう。
1つ1つを派遣営業マンに報告するのも良いですが、
あまり回数が多いと印象が悪くなります。
派遣営業マンは企業からのクレームに対処し、
登録派遣社員からのクレームも対処し、
クレームを受けるクッションみたいな存在になりがちです。
派遣営業マンの精神が壊れるのではないか・・・
と思えるくらい、負の感情を受ける立場です。
働くママにとっては、1人の人かもしれませんが、派遣営業マンは数人、数十人を
相手していますので、その中で1人1人の細かいクレームを聞いてはいられないのが現状だと思います。
派遣社員として働く事になるとわかる事ですが、派遣営業マンは皆さん遅くまで残業しています。
メールであっても返す余裕がないのだと思います。
本当に、辛くて辛くて耐えられないくらいの状況なら、派遣営業マンを頼るべきですが
まだ様子見の段階でしたら、まずは辛くてもすこし耐えて、派遣先企業の様子を伺いましょう。
- 自分だけが意地悪をされているのか
- 他の人への対応はどういう感じか
- 自分に対しどんなイジワルをするのか
相手の様子、自分と周りの差別などを良く観察して可能なら記録に残しておきましょう。
派遣トラブル│派遣同士のいがみ合いは無意味
人間関係のトラブル の際、トラブル相手が同じ派遣社員同士でしたら
それは状況が違います。
派遣同士は痴話げんかにしかなりません。
自分がどんなに悲惨な思いをさせられても、派遣社員のイザコザは
誰も取り合ってくれません。
にもかかわらず、なぜこんなに威張るのか?と言いたくなるような人はいるものです。
派遣先企業の社員としては、
『派遣同士のイザコザは迷惑でしかない。
仕事に差し支えがある派遣社員は迷惑』
としか思いません。
派遣社員同士が仲が悪いからと言って、社員には関係ないのです。
そんな事より、滞りなく仕事をこなしてほしい。
それが社員の望みにすぎません。
ですので、もし派遣同士のイザコザで仕事に支障が出たら
どんな理由であっても両方の派遣社員の契約を切るくらいのことはしてくるでしょう。
それでも威張る派遣社員は威張り続けます。
誰よりも仕事が出来る、優秀な人材ざと自負しているからです。
とってもくだらないイザコザを吹っかけてきて、あなたを陥れようと
してきても、相手にしてはいけません。
くだらない行為をしている人はいつか必ず化けの皮が剥がれます。
無視し続けてください。
例え、あたなが一人になったとしても、職場は友達を作りに行く場所ではありません。
いつかは必ず化けの皮が剥がれます。
ツライでしょうけどそれまで耐えてください。
それでもどうしてもツライようなら、契約期間中でも転職は可能です。
だからこそ、たくさんの派遣会社に登録しておくべきです。
自分の身を守るためです。
派遣先トラブルは社員が最低人間な場合もある
私がかつて経験した企業で、女性社員による陰湿なイジメのような事を
やられた経験があります。
- 派遣会社への先入観で初日から差別される
- 他の派遣会社の人には丁寧に教えるけど私には仕事を教えない
- それでも間違えると仕事のできない人として判断される
- PCのシステム不具合なのに私のせいにして怒鳴る
- 教えられていない事なのにミスとして上長に報告される
後々で派遣営業マンから聞いた話しでは、この女性社員は面接に
参加していたので、最初から私ではない人が気に入っていたそうです。
自分のチームの派遣会社を統一したかったそうです。
その派遣会社の派遣営業マンがお気に入りだったそうですよ。
こんなにくだらない理由でも、時と場合によっては
イジメの矛先が自分に向けられることがあるのです。
そんな時もまずは一旦耐えましょう。
様子を見ながら自分が置かれている状況を冷静に判断しましょう。
そして 耐えられないというところに至った時に派遣営業マンに申し出ましょう。
自分がされている、社員からなの嫌がらせをすべて打ち明けましょう。
そこで派遣営業マンは会社側との話し合いを試みてくれます。
話し合いをする事で、自分の立場が不利になることは否めませんが
この職場で永遠に働けるわけではありませんし、嫌われている職場で
無理して働く必要はありません。
ただ社員にされた事実を表明し、派遣営業マンに自分の代理として戦ってもらうのです。
『まだ契約中だし・・・』
なんて心配する必要はありません。
契約を打ち切る覚悟で、自分がしてきたガマンをすべて吐き出してください。
そして、いかに精神的に追い詰められた毎日か打ち明けてください。
最後には退職する覚悟で自分の置かれた状況を冷静に
伝えて会社側と戦ってもらってください。
雇ってもらっている派遣社員にだって人権があるからです。
不当な扱いを我慢してまで働く必要はありません。
奴隷じゃありません。社員がエライのでもありません。
こうして自分の権利を主張してください。
どんなツライ目にあったかをキチンとつたえるべきです。
そこで契約が打ち切りになっても、その事は他の派遣会社に
詳しく説明する必要はありません。
履歴にも詳しく状況を残す必要はありません。
すぐに次の仕事が紹介されますので、ムリして頑張り過ぎなくて大丈夫です。
その身軽さも派遣社員の特権です。