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派遣社員として働く時の3つの心得

派遣社員として仕事を探す時、どんな事に気を付ければよいか。
3つの心得をあげてみたいと思います。

 

 

 

 

派遣社員として働く『目的』を明確に!

『仕事しよう』と思ったきっかけとして、何か目的があったはずです。
あなたはどんな目的を思い浮かべて仕事復帰をしようと思いましたか?

 

  • 生活せざるを得ない
  • 働かないと家に居づらい
  • 日々の生活費が足りない
  • ゆとり資金を増やしてもっと家族と遊びたい
  • 子供に投資する金額を増やしたい
  • 将来のためのお金を増やしたい
  • 仕事をすることが好き
  • 家事・育児とは違う時間がほしい

 

働く目的は人それぞれ違います。

なかなか仕事が見つからない時って、なんだか自分が
否定されてる気分になったりしませんか?

 

焦りや不安があるとだんだん働く目的が曖昧になってきて、
どうして仕事を探しているのかを忘れがちになってしまいます。

 

でもね どんな目的で働くかは仕事を探す上で最も重要ことですよ。

 

そこを忘れて仕事に就いてしまうと 仕事が始まってから
自分がツラくなってしまいます。
精神的にキツく感じたり、肉体的にもツラく感じてしまったり・・・。

 

もし自分がコミュ障だと自覚があるのに職場で誰かとペアになって
仕事をしていく内容だったらかなりのストレスを抱えながら働くことになってしまいます。

 

逆に誰かと楽しく仕事したいのに、一人で黙々と行う仕事だったら
それもストレスを感じるでしょう。

 

 

仕事でストレスを感じると、自分の生活リズムまでも崩れていき、
睡眠障害まで引き起こすことになりかねません。

私はなりました。
女性なのに抜け毛も増えましたし、白髪も増えました。
30代半ば。まだ若く保てる時期だったのに信じられない速度で老化していきました。

 

夫がいれば、そのストレスを夫にぶつけてしまい
いらぬケンカが勃発したりしてしまいます。

 

『私だって仕事しているのにどうして家事も育児も私だけなの?!』
『あなたはいいわよね。仲間と飲みに行って息抜きできるんだから』

 

夫への不満を紐解いてみたら、実は自分の不満だった・・・
なんて事は大いにありえることです。

 

こういう夫婦ゲンカが本当に離婚に繋がってしまう事が多いと
ある離婚カウンセラーが言っていましたけど本当にそうだと思います。

 

思えばわが家もそうでした。
私が職場の不満を抱えると、決まって夫婦ゲンカが増えます。

 

後になって『なんであんな程度で怒っちゃったんだろう』と
反省する事が多い。
でもストレスがある仕事だと、それでも向き合わなければいけないので
どうしてもそのうっぷんが家で出てしまいました。

 

 

 

派遣社員として『働く条件』を明確に!

 

働く目的を決めたら次に働く条件を明確にさせましょう。

 

  • 働く時間
  • 通勤時間(勤務地)
  • お給料
  • 残業の有無
  • 子供の行事や体調を優先させてくれる

 

など・・・。こういう条件を細かく設定してしまうと働き口がなくなるのではないか?

 

という不安がよぎるのですが、この条件を無視して働き口を探したところで
ムリがたたり結局長続きはしません。

 

もし家族がいるなら、尚更。
条件の妥協はしてはいけないことです。

 

お子様がいる場合、急に熱を出したり、預け先が急遽ダメになったり
幼稚園や学校の行事で平日の日中に行かなければいけなかったりと諸々出てきます。

 

自分だって体調を崩す事がありますので、どんな状況でも理解して
受け止めてくれる働き先でなければ、仕事をしていくのは大変な事です。

 

今時そんな理解のない会社ある?

 

と思うかもしれませんが、あるんですよ、実際。

 

上司や女性社員の多くが結婚していないor子供がいない職場だと、
子供の都合で休みたいと申し出た時に渋った顔をされたり
『どうにかならないか』と仕事を優先するように促されたり・・・
このご時世でもそういう会社ってあるんです。

 

仕事の条件 とは、そういうご家庭のスタンスを守る上でとっても
重要なことですので侮ってはいけません。

派遣社員としての『働き方』を知ろう!

働く と言っても職種や働き方はいろいろあります。

 

  • 家事の合間の数時間パートとして働く
  • 持っている資格を活かし専門職で働く
  • 資格がないのでオフィス事務職で働く
  • PCが得意ではないのでPCを使わない仕事で働く

 

それらの中でも

 

  • 直雇用で働く
  • 派遣社員として働く
  • 契約社員で働く
  • 正社員として働く
  • フリーランスで働く

 

とこれもまた様々です。
だからこそ、自分の目的を明確にしその目的に沿った働き方をする
ことがとても重要であり、自分の目的に合わないのであれば
ムリしてはいけないということです。

とにかく稼ぎたい

 

と思うのであれば、時短やパートなどでは不適切ですし
あくまでも家庭優先というのであれば、募集の時点で『残業が多い』
と忠告があった会社は引き受けてはダメです。

 

その点をもう少し詳しくお話ししていきますね。

 

直雇用とは

直雇用 というのは自分と雇う側が直接採用契約を結ぶことです。
自分を管理するのは雇う側ということになります。

これはパートであっても派遣でもあっても正社員でも同じです。

 

メリット

直雇用のメリットは採用の合否がすぐにわかるということです。
すぐに仕事を始めたい場合などはわずらわしい契約などが不要ですので早いす。

 

デメリット

直雇用のデメリットは

 

  • 契約内容が曖昧
  • 簡単に辞められない
  • 不満があっても自分で言わなければいけない

 

ということです。
とっても簡単に言ってしまうと、すべては直接交渉。
雇う側が望む仕事内容、辞めるにも雇う側の都合で決められてしまいます。

 

契約が曖昧なので、販売がしたくてこの仕事に応募したのにトイレ掃除や
店舗掃除などを頼まれる事だってあるわけで、それを命じられたら
やらざるを得ません。また、「仕事辞めたい」と告げても忙しい時期で
人手が足りなかったら『YES』と言ってくれない場合もあります。

 

また、一番厄介なのは不満があったら自分で言わなければいけないところです。
雇う側の経営が悪化したからといって急に働く時間を短くされたりする
こともないとは言い切れません。

 

すべては自分で交渉になるので、言いにくい事も自分で言わなければなりません。
雇い主が必ずしも良い人とは限りませんので、関係をこじらせることもあります。

 

せっかく知り合えた人とモメるのはとても面倒ですので、自分がガマンを
してしまったり、関係悪化で退職することになったりという事も起こりうる
のが直雇用のデメリットです。

 

 

派遣社員とは

派遣社員というのは、自分と雇う側(派遣先と呼びます)の間に
派遣会社(派遣元と呼びます)が入ることです。

自分の管理を派遣会社がしてくれます。

 

メリット

派遣社員のメリットは派遣会社が自分をマネージメントしてくれるので
登録時に条件を伝えておけば、派遣会社からその条件に見合った
仕事をたくさん紹介してくれます。

 

その昔は、正社員と派遣社員との雇用の差が大きく、生活の保証がない
という言い方をされることが多かったのですが今の派遣社員は、
健康診断も受けられますし福利厚生も充実しています。

 

もちろん有給休暇も支給されますので有給休暇さえ支給されれば
お休みをとっても減給にはなりません。

 

派遣法という法律があるので同一企業で働く期間の最長が決められていますが
そうとは言え、それを上手く交わす方法(合理的)は存在しますので(※1)
派遣先が望めば同じ会社で働き続けることも可能です。

 

また契約書の内容以外の仕事をさせられる事は契約違反になりますので
最初に説明があった仕事以外を頼まれることはありません。

 

この点は派遣先が大企業であればある程徹底していますので、
「こんなはずじゃなかった」なんてことはありません。

 

当然、勤務時間や休日も契約通りですので急に勤務時間を
減らされるようなことはありません。

 

辞めたいと思うのであれば、契約更新時に「更新しません」と派遣会社に
伝えればOKですのですんなり辞める事は可能です。

 

最近は派遣会社が契約社員や正社員になる事が予定されている仕事情報も
たくさん所有していますので、派遣社員から3ケ月後に正社員という
道も全く珍しいことではなく存在します。
契約社員・正社員の仕事を探している人は苦労して就活などする必用が
ありませんので最大のメリットとも言えます。

 

※1
同じ仕事を3年以上行ってはいけないという法律ですが仕事内容が変わったり、
部署が変わればその度に契約をし直すので‘同じ仕事’とはみなされません。

 

 

デメリット

派遣社員のデメリットは仕事を紹介されても必ずしも働けるとは限らないことです。
派遣会社というのは、1件の仕事に対し、断られる事も想定して複数人に
声をかけています。

 

その際、1件の仕事に対し必要人数以上の応募が出てしまうと、
派遣会社内で審議されてしまいます。

その場合の審議は一定のものではありません。

 

例えば、Aという会社に対し、同じ派遣会社に登録する20代の独身者と
30代の子持ち主婦が応募したとします。その際、このA社は

 

「急な休みが多いと困るから主婦より独身者の方がいい」

 

と思っていれば(こういう本音は表面上ではわかりません)
派遣会社は20代の独身者の方を派遣先に紹介します。

 

また、派遣先は「採用者が見つからなかったら困る」と思っているので、
1件の仕事に対し複数の派遣会社に採用募集の連絡をしています。

 

ですので同じ派遣会社の社内選考に選ばれても、他社派遣会社が連れてきた派遣社員の方が
よりA社の希望に沿う方であれば、この仕事はなかったことになってしまいます。

 

派遣社員の給与は基本的に時給制ですので、お給料が定額ではありません。
有給休暇が支給されておりそれで休みを補うことは可能ですが、
有給休暇は最大で10日(年間)

 

ですので、有給休暇ですべての休みを補うには足りず、
祭日が続く月などは給与が下がってしまいます。

 

有給休暇が支給されるのは、同じ派遣会社で半年以上働いた時です。
半年の間、派遣会社が同じなら派遣先が変わっても有給休暇支給対象となります。

 

 

契約社員とは

契約社員は派遣社員と正社員のちょうど中間のような働き方です。
専門知識を採用され、その仕事専門で行うことが主です。

 

 

メリット

派遣先の企業規定はあまり関係ない。
当然常識の範囲です。生活面などで常識外のことをすることは人として
良くないことですが、この場合は「副業をしてはいけない」という企業規定でも
契約社員ならば副業は可能です。

派遣社員のように契約内容に基づいて雇用されていますので
契約以上の仕事を任されることはありません。

ただし、派遣社員とは違いわずかですが賞与(ボーナス)がもらえます。

 

 

デメリット

契約更新時に更新を望まれなければ転職しなければなりません。

 

あくまでも契約内での仕事になりますので『2年契約』であれば
2年以上働ける保証がないということです。

 

また、メリットの裏返しになりますが、この2年間のうち1年を
産休でお休みします・・・ということは常識的に考えてNGです。

 

派遣会社に紹介された仕事でも、契約社員として契約すると
自分の管理は派遣先と呼ばれていた企業になります。

 

ですので、何か問題が起これば派遣会社に伝えるのではなく、
職場の社員(上司)に伝えなければなりません。

 

派遣会社からの派遣でもないので派遣会社の福利厚生は使えませんし
雇用先の福利厚生も社員ほど利用できない場合もあるので、

その点を良く利用したいのであれば採用前に良く調べた方が良いでしょう。
昇給もありません。

 

正社員とは

正社員とは企業に採用された正規の社員です。
採用された企業規定に基づいて働くサラリーマンになります。

 

メリット

一番のメリットは安定ではないでしょうか。

給与も月給制・年俸制ですので、祭日があろうとなかろうと
定額の給与が毎月振り込まれます。

 

また賞与(ボーナス)ももらえます。

有休休暇もありますので、休む権利があり、昔程休める体制になっています。

「正社員は休めない」

と言う情報を記載しているサイトもみかけますが、今の企業は
ニュースでも耳にすることが多いように、過剰労働などはさせません。

 

忙しい時期でそのようなことが続く時期も当然ありますが、
それでも社員同士や上司から「休み取りなさい」と声をかけられます。
そこで頑張り過ぎる必要もありません。

 

会社にある福利厚生やその他社員特権などはすべて権利があります。
昇給もありますし、頑張りようによっては昇進もあります。

 

 

デメリット

簡単には辞められません。『この会社合わないな』と思っても辞められません。
企業が大きく、組合がある会社程組合が社員を守りますので、辞められません。
職場の上司と話し合ったとしてもまずは『長期休暇』という形で会社からは抜けられません。

 

 

 

派遣社員として働く心得えまとめ

『派遣社員として働く』と一言で言ってもそのスタイルは様々。
特にお子様がいるなら

 

  • お子様1人1人も風邪を体調を壊しやすい子
  • 淋しがり屋な子
  • ママよりお友達同士で学童で過ごしたい子
  • おばあちゃん家で過ごしたい子
  • パパとしても働いて家計の足しにして欲しいパパ
  • 働くよりも家事を優先して欲しいパパ

 

 

など・・・。
家族の望むスタイルを保ちつつ仕事を探さなければなりません。
もしもご自身がコミュ障なら尚更。

 

でも『コミュ障だから働く場所がない』と決めつけてしまうのは
もったいない気がします。

コミュ障だってできる仕事はありますし、コミュ障に向かない職場を
避ければ誰にもコミュ障だと気づかれずに働くことができます。

 

働く事は生活を維持すること。
生きていく上で大切なことです。

諦めるのは最後です。
それが見つけられるのが派遣のお仕事です。

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