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転職はじめの一歩

Job change

転職前に必要なこと

 

あなたは今の仕事のどんなところに不満がありますか?

  1. 仕事の内容に不満ですか?
  2. 仕事は不満ではないけど、職場の人物(人間関係)に対して不満ですか?
  3. 給与面に不満ですか?
  4. 生活全般が望む生活と違いますか?

 

一言で『転職したい』と言っても、転職したい理由はさまざまです。
転職前に必要なことは、“転職したいと思う原因は何か” を考えることです。

 

自分は何がイヤなのか。
どうだったら良いのか。

 

一般的に転職したい時は『どういう自分になりたいか』を考えるような情報が多いですが、それよりも前に必要な事は『どうしてイヤなのか』を徹底的に考えることです。

自分の “イヤ” を理解していなければ、また次のモヤモヤが発生し、また同じことを繰り返すことになりかねません。

 

自分を深く探求してから次の職場を探していく事で納得のいく職場を探す事ができます。

 

こちらでは退職前に自己対話が必要である説明をしていきたいと思います。

 

転職した事を後悔しないために

『辞めたい』 と思っているあなたの心理状態はどんな感じでしょうか。

 

その場から離れたい気分でいっぱいなのではないですか?

 

今は、自分にとってマイナスな点ばかりが目についていると思います。
他人のことは、良い点ばかり目がつくのではないでしょうか。

『自分だけなんで・・・・』

 

そんな思いなのではないでしょうか。

 

人は、自分が意識した事ばかりに目が向くようになります。
好きな人が出来た時、その人の事が頭から離れないように、イヤな人もずっと頭の隅にあるのではないでしょうか。

 

イヤだなって思う仕事も、イヤだなって思う職場も、『イヤだ』と思っているからそこばかりが目につき、そればかりが自分にだけ起こっているように感じます。
それと同時に他が良く見えているので、無意識に自分(自分の仕事)と他人(他人の仕事)を比較して、他人の良い面ばかりが目についてしまいます。

 

好きであっても、イヤであっても、悪い面も、良い面も 自分がそこに意識を向けているから、そこばかりが目につくのです。
ただそれだけのことなのですが、“イヤだな”と思う時は、「ただそれだけ」と思う事が出来ず、否定的な思考から回避することが容易ではなくなります。

この心情で転職をすると、自分の根本が見えていないので、せっかく転職してもまた同じ事を繰り返す可能性が出てきます。

 

だからこそ、今は一旦、落ち着きましょう。

 

そしてしっかりと見つめ直しために、自己対話をしていきましょう。
自分自身のイヤな事(不快感)を理解することで、自分自身の本当の望む事を知る事ができます。

 

これが自己対話の目的です。

 

 

自分の望みを深く知る

徹底的な自己対話で自分自身のイヤな事が理解できたら、次は『どうだったら良いか』を考えてみましょう。

自分は何を望んで、どんな事だったら嬉しいと思えるのか。
そのためには

  1. どういう毎日を送りたいか
  2. どんな人生を送りたいか
  3. どんな気分で過ごしたいか
  4. どんな自分で在りたいか

 

を徹底的に考えてみましょう。

 

どれも似ているようで実は違います。

“どういう毎日を送りたいか” というのは、生活環境など目に見える自分の毎日の様子をイメージします。

 

  1. オシャレな街のオシャレなお店でオシャレなドラマのような毎日を過ごしたい
  2. 人情味あふれる街で、ご近所さん達とほっこり温かい毎日を過ごしたい
  3. キャリア思考でバリバリ仕事する毎日を過ごしたい
  4. 仕事より趣味を重視した毎日を過ごしたい

 

 

“どんな人生を送りたいか” は、自分を長いスパンで見つめた時の暮らしぶりなどです。

 

  1. 田舎の静かな土地でのんびりと暮らしたい
  2. 人が溢れる東京で情報に溢れた中で暮らしたい
  3. 通勤のない暮らしをしたい
  4. バリバリ仕事をする暮らしをしたい

 

 

“どんな気分で過ごしたいか” は、物質的イメージから離れた『心』に目を向ける、最も大切な部分です。

あなた自身の『心』はどういう状態でありたいのか・・・を考える部分です。

 

  1. 情熱的でいたいのか
  2. 穏やかでいたいのか
  3. 安堵感でいたいのか
  4. 充実した感覚が欲しいのか

 

これらを総じて、どんな自分で在りたいのか。 そこまで考える事が必要です。

 

  • 世界中に影響を与える人で在りたいのか
  • 人の上に立つような人で在りたいのか
  • 評価などを意識しない人で在りたいのか
  • 人との関わりがない人で在りたいのか

 

これらは一部の例に過ぎませんが、こうして自分が望む姿をとことんイメージしてみることで、人生を自分の望む通りにしていく事に繋がります。

会社を変える事だけが転職なのではなく、自分の人生の転換点になること、これが転職です。

 

だからこそ、転職する前に自分自身の本音に気づく事が最も大切なことなのです。

 

転職は自分で決めるもの

 

あなたが何か新しい事をしようとすると 『辞めた方がいい』と止める人って必ずいませんか?
逆も然りで、友達が新しい事を始めようとした時、あなたはその友達を気持ちよく応援してあげているでしょうか。

法を犯す事や悪の方向へ行く事なら、それは止めるでしょう。
でも、そういう事でもないのに、とにかく反対する人って存在します。

 

『あなたが傷つくのを見たくない』

『あなたが後悔するの見たくない』

『あなたの事が心配』

 

こういう最もらしい言葉を並べて、あなたの考えを否定してくる人って現れるものです。
近しい存在な程、否定をする事が多いでしょう。

 

あなたの人生なのに。

 

親や友達は、自分の事を心配してくれる貴重な存在です。

でも、傷つかない事・後悔しない事が人生のしあわせなのでしょうか?

 

例え傷ついても、後悔しても、自分の人生を自分で決める事が、人生のしあわせなのではないでしょうか。

 

  1. 親が考える人生が絶対正しいのか。
  2. 友達の価値観が、最大にしあわせな人生なのか。

 

自分の人生を決めるのは自分自身です。
転職もあなたの人生です。

 

人の意見は身近な存在であっても、参考程度に聞くだけにしましょう。
すべてはあなたの人生だからです。

 

 

 

転職のための勇気と決断

 

転職することは先の見えない未来へ一歩踏み出すのですから、それは不安でしょう。
でもそれは、固定概念に縛られているからに過ぎません。

 

失敗してもいい 。何度でもやり直していい。

 

そもそも失敗って何ですか?
その失敗で、何が基準なのでしょう。

 

人と比較してしまううちは、何回転職しても、あなたの心は満たされません。
ずっと他人(友達など)が基準だからです。

 

そもそも“転職したい” と思っているのは、誰かと比較して思ってしまっているだけなのではないでしょうか。

あくまで、基準は自分です。
自分が選んだ人生に、失敗はありません。

 

転職を考えたいと思っているのなら、そこまでの覚悟を持って転職活動をしましょう。

それでも『転職したい』と考えに至った時は、もう迷う事はありません。
転職の決断をしましょう。

 

だからといって、即退職届を出すのはまだ早いです。
転職を成功させたいなら、この次にやるべきことは、転職の準備です。

まずやるべきこと、それが自己対話です。