2021年3月から企業が障害者を雇用する率が2.3％となりました。
障害者雇用としてどんな会社を選ぶべきか、お話ししたいと思います。

障害者80％雇用の企業で働いていた視点

障害者転職で成功する方法

障害者転職エージェントおすすめ5選

実は私もある一流企業での障害者採用企業で事務のサポートをしたことがあります。
メインである、大手企業の社員さん向けに事務的サポートを行う部門で、子会社として創立されている企業でした。

その企業内は80％が障害者雇用で、健常者社員が各部門に配置されており、皆で協力しながら仕事をしていく、とても素晴らしい会社でした。
ここで働いた時『障害って一体なんだろう？何も違いないじゃん』と思う程、個人の特性として受け止める企業であり、
例えば身体に障害があれば、その障害で可能な事を請け負い、出来ない事は出来る人が行う体制がとられているので、業務上での困難は全くありませんでした。

精神的な疾患でしばらく休まなければいけない状況になっても、そこでなんやかんやと言う人はいません。
知的障害の人は、障害の症状により仕事が分担されており、健常者の私なんかよりミスなく完璧に数字を扱う人もたくさんいました。

この会社では、やれる事が当たり前なのではありません。
やれない事が当たり前でした。

だからといって、いい加減でいいわけではありません。
できる事で、やるべき事なのに、手を抜いたとわかれば健常者のリーダーはしっかりと話し合いを設けます。

それはその人個人を尊重しているからだと思いました。

これって、この会社に限った事ではなく、日本の社会がこうでなければいけないなと強く感じました。
残念ながら私は期間限定の派遣社員だったので、延長を含め１年弱で職場を離れる事になりましたが、期間後も再契約依頼を頂いたり（別の企業が決まっていたので働けませんでしたが）とても良い関係で働かせて頂きました。

もしご自身が障害者で就職先を探している状況でしたら、あるいは、ご家族が障害者で代理で仕事を探している状況なのでしたら、ぜひ就職エージェントに会社の雰囲気を確認してください。

障害者向け企業は、ご自身がムリをなさらない状況であるかを確認する意味でも、一般の企業より見学会を多く設けています。
見学会のスケジュールは決まっているので、その確認はぜひエージェントに聞いてください。

障害や病気があることを、特別と見るような企業は優良企業ではないと思います。

障害や病気、健常者も皆同じ。協力しあうことが通常

こういう企業であると安心かなと思います。

いろいろと私なりの視点で書きましたが、すべてはプロのカウンセラーに相談すると良いです。
プロのカウンセラーは就職（転職）エージェントに登録すると折り返し連絡がきますのでそこから相談にのってくれます。

エージェントは多くのエージェントに登録することをおすすめします。
理由は、各エージェント毎に非公開情報や独占情報などを所有しているからです。

多くのエージェントに登録し、いろいろなカウンセラーとお話しし、その中からご自身に合った就業先を選ぶと
就職・転職は成功します。

就職の話しが具体化した時は、他社との相談は休止です。
就職が進行したエージェントのみとの付き合いになります。
※就職先を変更する時は、一度登録したエージェントに再び相談してOKです。