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フリーランスWEBデザイナーという生き方

私は現在、フリーランスでWEBデザイナーをやっています。
WEBに携わり、かれこれ17年になります。
はじめは、独学での勉強から副業として行っていたのでWEBがメインでの
フリーランスはこれが初めてです。

 

憧れのWEBの仕事。
そこで知った現実の世界は、甘いものではありませんでした・・・。

 

 

 

WEBの仕事とは関係ない世界からWEBデザイナーへ

出産を機にそれまで働いていた会社を退職したのですが
その後、子供が病弱だったこともあり『自宅で何かやれないか』と
当時流行り始めていたネットビジネスを始めました。

 

 

物販からアフィリエイトまで。
いろいろな事をしていく中で、WEBの知識をもっと深めたい!と思って
少しずつ本格的に勉強をするようになり、独学も多いですがサイト作成も
できるようになりました。

 

でも学生の頃からWEB専門の学校に行っていたわけではないですし
自分の知識に自信がなかった事と、新卒で入った会社はIT企業ではなかったので
社内ITには携わっても、本格的なIT企業に勤めた経歴がなかったので
派遣社員としては WEB系の仕事には就けませんでした。

 

 

どうしてもWEBの仕事に就きたくて、一般の派遣会社とは別に
計10社程、IT専門の派遣会社にも登録しましたが、一度もWEBデザイナー
のお仕事はもらえませんでした。理由は、

 

WEBデザイナーとして企業にて勤務経験がないから。

 

派遣会社には

 

派遣社員は経験を積むところではない。
既に経験をした者が即戦力として働くことが出来る人が派遣先へ行って働くもの。
『経験』というのはあくまでも、企業での経験。
副業とかフリーランスでの経験は派遣社員には関係がない

 

こうキッパリ言われました。

だからと言って、家計の足しにするための仕事を、いきなりフリーランス
で働く勇気もなく、渋々事務職で繋いでいました。

なのでWEBに17年携わり、サイト作成も得意なのに私はWEBの仕事未経験
ということに属してしまいます。

 

事務職の派遣社員として10年。
『イヤだ』と思いながら働いていたので、イヤな思いばかり(特に人間関係)しながら働き続けました。

 

どうしても、どうしても、こんな生活がイヤだ!

 

と自分の限界を感じた時、思い切って派遣の仕事を断り、WEBに没頭する事にしたのです。
そして、ちょっとした出会いがあり、そこでWEBサイト制作を依頼されたところから
私のフリーランスとしてのWEBデザイナーの人生が始まりました。

 

WEBの仕事は単価が高い事が魅力

 

 

私がWEB関係の派遣の仕事に就きたいと懇願したのは、
WEBの知識と経歴があるだけで、時給が雲泥の差だからです。

 

生活のためには仕方ないですが、小学生の子供を日中一人(一人っ子です)で
待たせながら仕事をするなら、割に合わない仕事はしたくない。と思っていました。

 

専業主婦の母に育てられたからか、子供を残し働きに出る罪悪感が
初めはぬぐえませんでした。

わが家の地域は80%共働きなので、学童クラブも盛んですし、
うちの子みたく学童を好まない子は子供同士で遊び、子供同士で親が帰るまで
過ごす事も多く、うちの子だけが特別なわけではないのに、どうしても罪悪感が抜けませんでした。

 

自分の中で『働きに出たくない』という思いがあった事もあるでしょう。
それと育った環境と現実のギャップで強烈なストレスを感じていた私は、

『時は金なり。少しでも高い賃金の仕事をしてお金で納得すれば罪悪感が消えるだろう』

 

そう思って、副業として長年続けていた経験を元に、WEB系の仕事をもらおうと
派遣の仕事に応募していました。
WEBのお仕事を受けられたら、最低時給2,000円以上(都内相場)だったからです。

結局、簡単なキッティング(OSインストール)の仕事以外は、ヘルプデスク一次受けですら
紹介してもらうことができませんでした。

 

 

 

WEBデザイナーは突然始まった

 

こんな私が突然WEBデザイナーの道が開けました。

最後に働いた派遣先でパワハラを受けクビになり、パワハラ認定の手当で
働かなくても1ケ月分のお給料がもらえる事になった事で時間が持てるようになり
これまで我慢していた事を1つ1つ行ってみる事にしました。

 

ブログコンセプト

 

 

趣味がなかったので、これまでやったことがないお稽古の体験などに行き
自分の行き詰った世界を広げようと考えたのです。

そこで知り合ったある先生の元で、しばらく習い事をしていた時のこと
先生の方から

 

『あなた、WEBの知識があるなら私のサイト作ってくれない?』

 

と声をかけてもらえたのです。
ただし・・・・仕事の報酬はお金ではなく、先生の一番高いコース講座を受ける権利
と引き換えに・・・という条件でした。

 

今はこんな仕事の受け方は絶対にしません。
でも当時は少し興味があった事もあり、その高額講座との引き換えならOKと思ってしまったのです。

先生は細かい事は言わない人で、とても作り易かったので助かりましたが、
SEOアドバイス(コンサル)も約束していたので、そちらでの呼び出しが激しく、それが後に
超ストレスとなり、最後には縁を切らせてもらう形となりました。

1回呼ばれるたびに7時間拘束状態。
終いには、対価である講座を中断してアドバイスを求められるようになり、
急に「教材代をもらう」と少額ではありましたがお金の請求もされるようになったのです。
(アドバイスで潰れた回の分もお金をとられるようになった)

 

 

WEBデザイナーという名の使用人

 

私はこの先生に出会えたから、これまでイヤイヤながらに働いてきた
『派遣』というお仕事を辞めることが出来たので、感謝をしています。

でも、気が付けば使用人のような扱いを受ける事に腹が立つようになりました。

初めてWEBデザイナーとして扱いってくれた事に舞い上がっていたために
サービス精神でいろいろやってしまった事が足元を見られた原因なのですが
そういう必要以上のサービスを付けていた事は、自分の自信のなさの表れであり
やってはいけない事業スタイルだと思います。

 

これをキッカケに派遣の世界には戻りたくない!

 

という思いが強すぎて、自分の事業スタイルを甘くした失敗経験です。

どうしても勇気がなく、自分に自信もなかったので、その後もしばらく
甘い事業スタイルを貫いてしまうのですが(1つ1つ別途お話しいます)
ことごとく使用人のように使い倒されてしまいました。

 

『これじゃ派遣での事務職の方がよっぽど稼いでるよ!』

という失敗経験。

 

1つ改訂すると、また1つ失敗経験。
事業って大変なんだな・・・とつくづく思っています。

でも自分の事業スタイルさえしっかり自信を持って構築できるようになれば
派遣社員の事務職よりずっと単価の高い仕事を受ける事ができますので
フリーランスの道に進んで良かったなと今では思っています。

 

良い事ばかりではないし、悔しい思いも大変多いフリーランスのWEB事業。
それがどういうものか・・・・をこれからたくさんつづっていきたいと思います。

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